猫ちゃんを飼うには室内飼いが原則ですが、多くの飼い主さんが悩まされるのが脱走ではないでしょうか?
我が家は現在6匹の多頭飼いなのですが、以前に脱走したまま帰ってこない子がいました。脱走してから10日後のことでした。近所で変わり果てた最愛の愛猫が発見されたのは。不運なことにその子は事故にあってしまい虹の橋を渡ってしまいました。我が家で生まれた子で、大切に大切にかわいがっていた子でした。当時は本当にショックでいわゆるペットロス状態に。今でも、まだあまり完全には受け入れられていないのでこのお話はこの辺までにさせて頂きますが。
このことを機に猫ちゃんの脱走防止についてよく考えるようになりました。要は、脱走さえなければ、最愛の愛猫がなくなることはなかったのですよね。本当に悔やんでも悔やみきれません。猫ちゃんにとって、外の世界は危険でいっぱいです。
いくら悔やんでも、亡くなった子が戻ってくるわけでなありませんが、今現在6匹のにゃんこ達と暮らしているので、その子たちが脱走せずに、安全に暮らせるように気を付けなければと思っています。
ここでは、猫ちゃんの脱走防止策について紹介いたします。
猫の脱走防止策を紹介
それぞれの住宅環境によって、状況は様々かと思いますが、猫が脱走しやすい玄関、窓、ベランダの脱走防止策を紹介します。
玄関の脱走防止策
玄関は最も猫が脱走してしまう可能性の高い場所です。我が家の猫ちゃんも玄関から脱走してしまいました。扉を開ける時には必ず猫が近くにいないか確認することを習慣にしましょう。
もし、新たに部屋を選ぶ機会があれば、玄関と廊下やリビングを隔てる内扉がある部屋を選ぶのがおすすめです。内扉がしまっている限り猫が玄関に出られませんので安心です。マンションの場合は、内廊下があるタイプを選ぶのもおすすめです。万が一、猫が玄関から飛び出してしまっても廊下で確保できるので安心ですよね。
「一軒家だし内扉ないし」という方には、玄関と廊下を隔てる突っ張り棒タイプなど、脱走防止用のアイテムがおすすめです。突っ張り棒タイプなら工事の必要もありませんので設置がしやすいです。
「猫の脱走防止パーティションCatCatch」
窓の脱走防止策
窓も猫ちゃんの脱走に注意したいポイントの一つですね。我が家の猫も2階の窓から脱走してしまって、一晩小屋根に潜んでいた子がいました。あの時も大騒ぎで救出することに。
「うちの家は網戸を付けているから大丈夫」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、網戸を破って脱走してしまう可能性もあります。実際に我が家のにゃんこは網戸を破って脱走していました。耐久性の強い網戸にしたり、網戸専用の柵を設置したりすることをオススメします。
「マルカン 猫網戸脱走防止フェンス」
見落としがちな窓にも要注意
見落としがちですが、お風呂場やキッチンなどにある小窓です。我が家でも、お風呂を喚起しようと小窓を開けていたら脱走されたことがあります。小窓といえ、猫ちゃんが脱走するには十分の大きさがあります。開けっ放しにしないことが大原則ですが、うっかり開けたままにしてしまうこともあるかもしれません。そんな時にオススメなアイテムを紹介します。こちらは窓が開かないようにしたり、窓の可動域を狭くしたりできます。
「ノムラテック ウインドロックZERO」
ベランダの脱走防止策
マンションにお住まいの方は「ベランダなら猫が出ても大丈夫」と思うかもしれませんが、猫は自分が何階にいるのか認識できていないかもしれません。猫は高いところが得意とは言いますが、猫が本来生きてきた環境では高層な建物などありませんでした。手すりに飛び乗った際に誤って落ちてしまう可能性も十分にあります。
猫ちゃんに脱走癖がある場合は、万が一に備えて防鳥ネットを設置するのもおすすめです。ただ、防鳥ネットは柔らかい素材のため、猫ちゃんが簡単によじ上ってしまいます。その際にネットが破れたり落下してしまう恐れもありますので、万全ではありません。防鳥ネットがあるからベランダに出して大丈夫ということではなく、あくまで万が一の時の備えと考えて設置するようにしてください。
「ベランダ 防鳥ネット」