猫の怖い病気「尿路結石」の予防方法は?おすすめのご飯は?

猫のごはん

猫はおしっこにまつわる病気(F.L.U.T.D.)にかかりやすい動物です。膀胱炎をはじめ、尿結石・血尿・尿道閉塞など、さまざまな症状があります。

今回は「F.L.U.T.D.」の中でも特に多い「尿路結石」について、気を付けるべき症状や、予防法など紹介いたします。




猫は尿路結石になりやすい動物

尿路結石とは、尿管や膀胱、尿道の中に結晶や結石ができる病気です。

猫が尿路結石になるということは決して珍しいことではありません。むしろ雄猫が一生に一度はかかると言われるほど、猫がかかり易い病気です。さらに、オス猫はメス猫より尿道が狭いため尿路結石になりやすいです。

また、 猫は犬よりも水を飲む量が少ないので尿量が少なく、濃縮された尿が排泄されます。そのため、尿中に含まれるマグネシウムなどが結晶化しやすいと言われています。

猫の尿路結石は命にかかわる恐ろしい病気

オス猫の尿路結石が怖いのは、命にかかわる病気ということです。尿道結石の症状が悪化すると、尿閉塞となり腎不全、さらには尿毒症をひきおこし、最後は命を奪われてしまいます。最悪の場合、オシッコが出なくなってからわずか3日程度で死に至るという非常に恐ろしい病気なのです。

猫の注意すべき行動や症状

次のような行動や、症状がでたら、急いで動物病院を受診しましょう。

  1. おしっこの回数が増えた。おしっこをしたばかりなのに頻繁にトイレに行く
  2. おしっこをするためにトイレに行ったが長時間出てこない
  3. おしっこをしているときに、奇声を発したり、苦しそうにしている
  4. おしっこがでない。量が極端に少ない
  5. 血尿
  6. 元気がない。食欲がない

猫の尿路結石予防におすすめのフードは?

尿路結石の予防のフードを選ぶポイント

  1. 高たんぱくなフードを選ぶ
  2. マグネシウムが少ないフードを選ぶ
  3. 予防効果のあるフードを選ぶ

穀物が少なく、高たんぱくなキャットフードは猫にとって消化しやすいという利点があります。近年の研究で高たんぱくなフードを食べ続けると、おしっこの量が増えてストルバイト結石を予防する効果があることが分かってきています。

また、マグネシウムの摂取量が多いとストラバイト結石になる危険度が高くなるので、マグネシウム分の少ないエサを選ぶようにしましょう。ホームセンターなどで売っている安価なフードなどにはマグネシウムの量が記載されていないものも多くありますが、あまりお勧めできません。

以上を踏まえて、尿路結石予防におすすめのフード紹介します。

おすすめその1 オリジンキャットフード

メイン食材 新鮮なチキン
穀物 不使用
酸化防止剤 ローズヒップ
人口添加物 不使用
内容量 1.8kg
価格 6300円

尿路結石の予防には、ビタミンCが豊富に含まれている食材を選ぶ事が大切です。オリジンには、ビタミンCを豊富に含むクランベリーが含まれていることがポイントです。

また、「フードのpH値が5」となっており、毎食の食事で尿路結石を予防する効果があります

オリジンは高たんぱくですが、猫が消化しにくい穀物のタンパク源や、人口添加物も一切使っていません。動物性のタンパク源を80%も使用した、まさに最上級のキャットフードです。その分価格が高いのがネックでしょうか?

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おすすめその2 ファインペッツキャットフード

メイン食材 アヒル肉、ニシン
穀物 全粒粉
酸化防止剤 不使用
人口添加物 不使用
内容量 1.5kg
価格 3,704円

ファインペッツも「フードのpHを5」に調整しており、尿路結石を予防できるように配慮されています。

穀物が含まれているものの全粒粉のみを使用し、アレルギーを引き起こしやすいといわれる小麦やトウモロコシは一切使用していません。また、「消化・吸収率87%」と独自の製法で穀物の消化の悪さを改善しています。原材料にもこだわり、残留農薬や放射性物質などを独自に検査し、合格したものだけを使うという徹底ぶりで愛猫の健康意識の高い飼い主さんから高い人気を得ています。

初回は、1.5キログラムを1,000円で購入できるので、お試しにおすすめです!

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猫が尿路結石にならないために注意する事

猫の水分不足に気をつける

猫の祖先はリビアヤマネコと言われています。ビアヤマネコは砂漠に住んでいたため尿を高濃度に凝縮し、少ない水分摂取で生きられるよう省エネ設計の身体へと適応しました。そのため猫は、渇きを感じる感覚が弱くなったと言われています。

そして、猫のおしっこは、少量でおしっこの頻度も少ないのでおしっこの中で結石化し易いというわけです。

猫の泌尿器系の病気は、猫がもっと水分を摂取すれば、ある程度は防げるものと言われています。水を飲む量を増やすと、1回の尿量も増え、頻度も増えるので尿路内で結石化する前におしっことして出すことができます。水は水道水か浄水器のものを使い、ミネラルウォーターは避けた方がよいです。ミネラルウォーターにはミネラル分が多く含まれているので、尿路結石を発症する原因にもなってしまうからです。

猫の水分不足については以下の記事でも紹介しています。

餌を出しっぱなしにしない。

いつもお皿にエサを山盛りにしておく飼い主さんも多いのではないでしょうか?いつも餌が出してあると、猫は1日のうちに何度も食事をします。そうすると、自然とマグネシウムの摂取量が増え、結晶化の危険性が高くなってしまいます。

トイレを清潔にしておく

猫はとてもキレイ好きな生き物です。特にトイレが汚れているのを嫌い、トイレが汚いと我慢してしまうことがあります。トイレは常に清潔な状態を維持してあげて下さい。また、多頭飼いの場合は飼育頭数より1つプラスしてトイレを用意してあげると良いでしょう。

 

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