【猫の膀胱炎】寒い季節は要注意 治療方法は?

猫の病気

近頃、我が家の飼い猫のうち、2匹がトイレがとっても近くて・・・。しかも1回の量が少ない・・・。食欲もあって元気はあるのですが、これはやばいと思い動物病院を受診したところ、膀胱炎との診断が。2匹分のお薬をもらい現在治療中です。

動物病院の先生のお話によると、とくに寒い季節は猫の膀胱炎は要注意とのこと。そもそも寒い季節ななぜ膀胱炎にかかりやすいのでしょうか?

このページでは、猫の膀胱炎について、なぜ寒い季節にかかりやすいのか、その治療法などについてまとめました。




猫の膀胱炎ってどんな病気

膀胱炎は、膀胱が炎症を起す病気です。膀胱内に細菌が入り込むのが原因でおこります。尿道が短いメス猫のほうが、尿道の長いオス猫よりも、かかりやすいと言われています。

また、細菌感染以外にもはっきりとした原因は不明の「特発性膀胱炎」が多いのが特徴です。こちらは、ストレスや寒さ、脱水症状などによって引き起こされると考えられています。

寒い季節は運動量も減り、飲む水の量も減ることから、この病気に罹りやすくなります。

膀胱炎の症状は?こんな症状がでたら要注意

  • 頻繁にトイレに行く
  • おしっこが少ししか出ない
  • トイレに出たり入ったりする
  • おしっこに血がまじっている
  • いつもと違う臭いがする

膀胱炎は上記のような症状が現れます。残尿感から頻繁にトイレに出入りしたり、尿に血が混じったりなどの症状が現れます。我が家のにゃんこも5分おきくらいにトイレに出たり入ったり繰り返し、おしっこもほんの少ししか出ない様子でした。

また、膀胱内の粘膜が荒れると、出血が起きておしっこに血が混じるケースがあるのだそう。細菌が原因の場合は、いつもと違う匂いがすることもあるようです。

膀胱炎の治療は?

膀胱炎の治療は、まず尿検査を行います。そこで、細菌の特定ができるので、その症状に合わせた抗生物質を投与したり、療養食を与えたりします。そうすることで、徐々に症状は改善されるでしょう。我が家のにゃんこも、現在1日1回のお薬を飲んでいます。

一見大丈夫そうに見えても、獣医さんの指示通り、根気強く最後までお薬をあげるようにすることが大切です。

そして、慢性化しないように、水分を十分に補給してあげることも重要です。トイレをこまめに清潔にして、猫のおしっこの状態をチェックしていると、症状が改善したかどうかが分かります。

我が家のにゃんこのうち1匹はよく再発してしまうので、注意が必要です。再発を繰り返すことも多い病気のようで、悪化すると「尿石症」や「尿道閉塞」を併発する可能性もあるので、気を付けてあげたいです。

寒い冬は猫ちゃんもストレスを感じやすい時期でもあります。飼い主さんは、猫ちゃんの様子をよく見て、異変があればいち早く気づいてあげましょう!

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