【冬こそ要注意】猫の水分不足に気を付けて 

猫の基礎知識
スポンサーリンク

水分は人間にとって必要不可欠なものですが、それは猫にとっても同じです。特に室内飼いの猫の場合は飲水量をしっかり管理してあげないと、健康を害してしまう場合があります。

今回は、愛猫の健康のために必要な水分補給についてまとめました。




猫はもともと水をあまり飲まない動物

猫の祖先は、もともと砂漠で暮らしていたと言われ、少ない水分でも生命維持ができるようになっています。それに加えて、特に冬場は運動量が減ることと、猫が冷たい水を嫌がるため、飲水量も減ってしまいがちに。

水分が足りないと下部尿路に負担がかかることも

体から失われる水分が少なくても済むよう、腎臓は尿を濃縮してくれます。これが、猫が水分の少ない地域でも生きることができた理由です。

この、猫本来の渇きに耐えられる体質ゆえに、おしっこが濃くなりがちで、膀胱から尿道までの下部尿路に負担がかかってしまいます。

猫は腎臓病になりやすいと言われています。また、尿路系の病気にもなりやすいのですが、その原因の一つに水分不足が挙げられるのです。

猫が水を飲まない時の対処法

人間と同じように猫にとって健康維持のためには水分補給は大切なことです。愛猫に水分を摂取させるにはどうしたらよいのでしょうか?

猫ちゃんがなかなか水を飲んでくれない場合は、工夫をしてみましょう。いくつか紹介しますので参考にしてみてくださいね!

容器を変えてみる

容器が小さすぎる場合、水を飲むときに猫のヒゲが容器にあたってしまい、水が飲みにくくなってしまいますので十分な大きさの容器を選ぶようにしましょう。

また、蛇口から流れる水を飲むのが好きという猫ちゃんが多い傾向にあります。このような場合には蛇口から水を飲ませるなど、水のあげ方を変えることも効果的です。蛇口から毎回与えるのが手間だという場合は、流水が出る「自動給水器」を利用してみてもいいかも知れません。

自動給水器から出てくる水はフィルターでろ過されますので、常にキレイな水を与えることができます。

以下は特に口コミ評価が高くておすすめの自動給水器です。

ジェックス ピュアクリスタル 全猫用 【フィルター式(循環式) 給水器】

水を舐めるネコちゃんの飲み方に適した飲み口の形状で、飲みやすいと評判。 抗菌活性炭入りフィルターで水道水の気になるカルキ臭を吸着します。ポンプで水を循環させ、水中に酸素を取り込みむので新鮮でおいしい水を維持します

Amazonでみる 楽天でみる

ジェックス ピュアクリスタル セラミックス 猫用

イオン交換樹脂の働きにより、水道水のマグネシウム、カルシウムを除去するので愛猫の下部尿路の健康維持に効果的です。

陶器がもつ高級感のイメージをそのままに、さりげなくインテリアに溶け込む存在感のあるデザインが魅力!

Amazonでみる 楽天でみる

また、水をまろやかにする効果があるヘルスウォーターシリーズの食器も人気があります。

ウエットフードに変えてみる

お水をなかなか飲まない猫ちゃんの場合、フードの与え方を工夫をして、水分を取れるようにしてあげることもおすすめです。

ドライフードをお湯などでふやかしたり、ウェットフードと水を混ぜて与えてもよいでしょう。また水分含有量の多い、スープタイプのフードも有効です。

水の種類を変えてみる

普段与えている水の種類を変えることも効果的です。たとえば、またたび水を使用することも一つの方法です。

作り方は簡単です。粉末状の水に溶けるタイプのまたたびを水に溶かすだけです。この時、取扱説明書に書かれている容量を守ってくださいね

まとめ

猫ちゃんにとっても水分補給は、大切なことです。愛する猫ちゃんの健康維持は、飼い主である私たちにかかっているのですね。