ラグドールとバーマン、見た感じの雰囲気がとても良く似ている猫です。どんな違いがあるのでしょうか?今回は、ラグドールとバーマンについて、その違いや見分け方をまとめました。
ラグドールとバーマンを見分けるポイントは?
まず、見分けるポイントは体重。バーマンとラグドールはどちらも大きめな体型が特徴の猫です。しかし、実はラグドールの方がかなり大きく育つ傾向にあります。
また、見分け方のポイントがもうひとつ。バーマンには、4本の足先に「メテッド」という白い模様が入るのが特徴です。ただ、ミテッドはラグドールにもあることもあるので、見ただけでは区別が難しいことが多いです。
見た感じの雰囲気が実に似ている猫たちなので、見ただけで「バーマンなの?」「ラグドールなの?」と分かる確実なものがありません。そのため、確定するには、血統書を確認するのが一番と言えるでしょう。
ラグドールとバーマンのしつけの違いは?
ラグドールもバーマンも、どちらもおっとり系なので、しつけしやすい猫ちゃんですが、どんな点に注意すればいいか比較しながら紹介します。
餌に関するしつけ
筋肉質で遊び好きなバーマンは、食欲旺盛な面があるので、肥満に要注意です。甘えん坊で「もっと欲しい」とアピールしてきても、可愛いさあまりに食べさせ過ぎると太ってしまいます。カロリーコントロールが重要となります。
また、体が大きいラグドールも食べることが大好き。10キロ超えになる可能性も秘めている猫ちゃんです。食べ過ぎを防止するように、しつけていくことが重要です。
バーマン、ラグドールの両方に言えることですが、しつけの際にオヤツを使うと肥満に繋がります。しつけの際には、できるだけ食べ物でつらないように、努力が必要なのかもしれませんね。
トイレに関するしつけ
従順な性格のバーマンは、トイレのしつけもし易いです。初めは上手くいかなくても、比較的早めにトイレをマスターしてくれます。
一方のラグドールですが、体が大きいラグドールは自分の体に合わないトイレだと、ストレスを感じることもあるようです。普通よりも大きめのトイレを用意して、トレーニングすることをおすすめします。
ラグドールはおおらかですが、少し神経質な一面もあるので、叱るよりも「褒めて伸ばす」ように心がけるとうまくいきやすいでしょう。
大きいトイレ「デオトイレ」を楽天でみるいたずらした時のしつけは?
飼い主さんに甘えんぼうなバーマンは、構って欲しいアピールで、いたずらすることもあります。できるだけたくさん構ってあげれば、ストレスによるイタズラすることもないでしょう。もともと賢い猫ちゃんなので、「イタズラはダメ!」としつければ、すぐに理解してくれます。叩いて教えるようなしつけ方は絶対にやめましょう。
一方、優しくて大らかなラグドールは、基本的にいたずらもあまりしません。ただ、ちょっとした出来心でいたずすることもあるかもしれません。神経質な一面があるので、激しく怒るのはNGです。やってはいけないことをした時は、低い声で、「ダメ!」と一喝するような怒り方がよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ラグドールとバーマンの見分けるポイントやしつけの違いについてみてきました。
どちらも穏やかで優しい猫ちゃんです。一緒に暮らせばきっとたくさんの癒しをくれると思います。
ただ、どちらも日本では珍しい猫種です。購入すると決まったら、飼い方の注意点などをしっかり検討し、きちんと準備をして迎え入れてあげてくださいね。