猫ちゃんも家族の一員!長生きして、出来る限り一緒の時間を過ごしたいものですよね。
そこで今回は猫を長生きさせる3つの方法をご紹介します!
猫を長生きさせる方法1「完全室内飼いの徹底」
猫が長生きするために1番大切なのは完全室内飼いを徹底するということです。室内飼いの猫と、放し飼いの猫では寿命の長さに違いがあります。
室内外の方が長生きという統計
平成27年の日本ペットフード協会の調査では室内飼いの猫の平均寿命が16.40歳、外に出る猫では14.22歳と2歳以上の差がありました。
- 完全室内飼いの猫:16.40歳
- 外に出る猫:14.22歳
15歳祭まで長生きできるのは完全室内飼いの場合がほとんどで、野良猫の寿命はなんと3~5年程だといわれています。
室内飼い猫は、交通事故や感染症のリスクがない
実際に我が家も長年猫を飼っていますが、子どもの頃は完全室内飼いではありませんでした。そして子供の頃に飼っていた3匹の猫のうち、2匹は外で事故に遭って虹の橋を渡ってしまいました。1歳と5歳でした。
その後室内飼いだった猫ちゃんのうち1匹も、ちょっとした隙に脱走してしまい、外で事故に。家族同然で、とてもかわいがっていた子でした。本当にショック過ぎて、いわゆるペットロス状態に。
現在は6匹の猫を飼っていますが、完全室内飼いです。脱走にも注意しています。
猫にとって、外に出るということは、たくさんの危険に晒されるということです。ウイルス感染の危険性や交通事故に合う可能性など。猫に長生きしてもらうためには、とにかく完全室内飼いを徹底することが1番です。
「家の中だけで過ごさせると猫のストレスになるので長生きにはつながらない」という方もいらっしゃいますが、猫が好む場所(日の当たる場所、高い所など)を家の中に用意してあげることが出来れば、猫にストレスを感じさせる心配もありません。
猫を長生きさせる方法2「食生活の管理」
毎日の食事は猫ちゃんの健康と大きく関係があります。食べ物は、体作りに不可欠ですので健康的に長生きできるようにしましょう。
特に食生活で気を付けるポイントをまとめました。
- 決められた時間に規則正しく食事をとる
- 年齢に合わせた摂取カロリーの食事をとる
- 品質の良い食事をとる
- 人間の食べ物を与えない
- 十分な水分補給
- 肥満に気を付ける
肥満は要注意
特に肥満は要注意です。肥満は万病の元。愛する猫ちゃんが可愛いのはとっても分かりますが、欲しがる分だけ餌を与えてしまう飼い主さんも少なくはありません。
しかし、猫の肥満は寿命を縮めてしまう原因の1つになります。肥満は、糖尿病をはじめとした様々な病気にかかるリスクが高くなります。更に、肥満は口腔内の病気との関連性があるという研究結果も出ているのだとか。
猫を長生きさせる方法3「健康管理」
動物病院での定期健診を受けよう
病気の予防をすることで猫ちゃんの長生きに繋がります。まず、動物病院でワクチンを接種することや、ノミ、ダニの定期的な予防や駆除も行いましょう。そして、動物病院で定期健診してもらうと、病気の早期発見につながります。
また飼い主さんが日頃から猫ちゃんをよく観察し、便の状態、おしっこの回数や色、食欲、水をたくさん飲むなど、少しでも異常があれば動物病院を受診しましょう。
猫ちゃんのワクチン接種についてはこちら☟でまとめてます。
適度な運動も必要
猫ちゃんが健康に長生きするためには、やはり運動が大切です。運動は、肥満の予防にもなり、ストレス解消にもなります。それから、猫が歳をとると、猫の認知症にもなります。
運動することは、認知症の予防にも効果があるそうです。室内で、あまりスペースがない場合は、キャットタワーなどを利用するのも良いでしょう。猫用のおもちゃなどを利用して、遊びながら運動するのもよいでしょう。猫ちゃんが長生きするためには、日頃から運動の習慣を付けることも大切です。
まとめ
猫ちゃんの長生きの秘訣は、猫を飼育する環境に拠るところが大きいです。まず、猫を室内飼いすることが一番ですね。猫ちゃんを室内飼いにすることで、安全に、長生きできることに繋がります。次に、大切なのは猫ちゃんの食事の管理、健康管理、適度な運動をさせる事です。
これらすべては、猫ちゃんが出来ることではありません。飼い主さんが、管理をしてあげなければならないことです。愛する猫ちゃんの為に、少しでも長生きできるよう、日頃から健康管理など徹底してあげたいものですね。
関連記事☟では、長生きの猫の種類について紹介しています。合わせて御覧くださいね。