我が家にグレーのカラーの猫ちゃんがいます。こちらのグレーの毛色の猫ちゃんですが、他の色の猫ちゃんと比べると、罹りやすい病気があるようです。
今回は、グレーの猫ちゃんがかかりやすい病気とその予防法を紹介します。
グレー系の猫がかかりやすい病気『下部尿路疾患』
下部尿路疾患とは
尿路結石、膀胱炎、膀胱腫瘍など、下部尿路で起こる病気の総称を下部尿路疾患といいます。
過去に我が家でも尿路結石になった子がいました。
なぜグレー系の猫の発生率が高いのでしょうか?
動物病院の先生のお話によると、
「実ははっきりとした理由は分からないのです。ただ、長い診療歴の間にたくさんの猫ちゃん達を見てきた中で、グレー系の猫ちゃんが下部尿路疾患にかかりやすい傾向がある」
との事です。はっきりとした理由は分かってはいないけれど、そういう傾向があるみたいですね・・・。
猫がトイレに行ったらおしっこが出ているかチェックしよう
猫ちゃんが、頻繁にトイレに行くようであれば、注意して様子を見てあげてください。
尿意があってトイレに行ったものの、痛かったり、尿道が詰まったりしていておしっこが出ない場合があります。
ちゃんとトイレに行っているから大丈夫と安心ぜずに、
・おしっこの回数
・おしっこの色や量
がいつもと変化がないか、チェックする習慣をつけることが大切です。
猫の尿路疾患を予防するには?
そもそも猫はあまり水を飲まない習性のため、おしっこにまつわる病気になりやすいと言われています。中でも、オス猫はメス猫に比べて、尿管が細いため、発生率が高いのだとか。特に『尿結石』という病気は発生率も高く、特にオス猫の場合命に係わる危険性のある病気なので、注意が必要です。
水を飲みやすい環境を作って、猫の水分不足に気を付けよう
最も基本的な病気の予防法内なります。猫ちゃんがなかなか水を飲んでくれない場合は、工夫をしてみましょう。以下の記事ではいくつかの方法を紹介していますので、参考にしてみてくださいね!
尿路結石の予防のフードを選ぼう
高たんぱくで穀物が少ないキャットフードは猫にとって消化しやすいという利点があります。高たんぱくなフードを食べ続けると、おしっこの量が増えてストルバイト結石を予防する効果があることが、近年の研究で分かってきました。
以下の記事では、尿路結石予防におすすめのフード紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
最後に
万が一、猫ちゃんの様子がおかしい時は、すぐに動物病院を受診しましょう。特にオス猫の尿路結石は命にかかわります。最悪な場合おしっこが出なくなってから、わずか3日で命を落としてしまうほど恐ろしい病気です。
今回は、グレー系の猫のかかりやすい病気として紹介しましたが、他の柄の猫ちゃんと比べて、グレー系の子の下部尿路疾患の発生率が高いだけで、どの猫ちゃんもかかりやすい病気であります。
日頃の健康管理をしっかりすることで、そのリスクを大きく減らすことができますので、私達、飼い主が気を付けてあげることが大切ですね。