数多くの伝説を残す神聖な猫「バーマン」!
今回は、人気急上昇の猫、バーマンについて、その特徴や性格、おすすめのフードなどをまとめました。
バーマンの歴史
バーマンはミャンマーが原産といわれる猫。この猫については数多くの伝説が残されています。
古くからミャンマーの寺院で飼われ、古代タイの文書にもその記録が残されていることから、釈迦の誕生よりも前から存在していた猫といわれています。
また、「ビルマの高僧ムンハーが息を引き取るとき、白猫がムンハーの上に飛び乗った。そしてその猫の被毛が黄金に、瞳の色がブルーに変化し、バーマンの祖先となった」という、伝説を持つ猫です。 そのため、故郷ミャンマーにおいては、「聖なる猫」として大切に扱われています。
1916年に、1対のバーマンがミャンマーからフランスへ運ばれたのが、ヨーロッパへの初上陸です。長旅でメスだけが生き残り、妊娠までしていたのは幸運な偶然だったとか。
バーマンの特徴
<バーマンの特徴>
- 体重は3〜6kg程
- 足の先が白い靴したをはいているように見える
- 顔や耳、尻尾に色がついている
- 鮮やかなサファイアブルーの瞳
- 被毛はシルキーな手触りの長毛
バーマンは中~大型の猫種です。
足の先が白い靴下をはいているように白くなっているのが特徴。前足の部分はグローブといい、第三関節まで白い毛が生えています。後ろ足の白い毛はレースと呼ばれ、後ろ足のかかと部分のほぼ中間まで伸びています。
頭は丸みを帯びており、しっかりとした強いあごを持っています。顔や耳、尻尾に色がついています。鮮やかなサファイなブルーの瞳が印象的。
強い体は、シルクのような手触りの長くてゴージャスな被毛に覆われています。しっぽの長さは中くらいで、フワッフワの毛が生えています。
カラー
シール、ブルーリンクス等のポインテッドカラーのみ。シャム猫を想像すると、分かりやすいでしょう。
平均価格は?
バーマンの平均価格は20〜30万円程が目安です。日本では希少種なので、ペットショップでは扱っていないことが多いです。
専門ブリーダーなどを探してみると良いでしょう。たまに、里親募集をしている場合もありますので、見つけたらすぐに、問合せをするのがおすすめです。
バーマンの性格
◆物静かで甘えん坊
静かで従順、人が大好きです。飼い主に忠実で精神的にも安定しています。飼い主と関わりたがり、飼い主の後をついて回りますがますが、自分中心な性格ではありません。飼い主の腕の中でリラックスする姿は、まるでモフモフの赤ちゃんの様。
◆賢くて好奇心旺盛
賢い上に好奇心旺盛です。高いとことに登るのも大好き。
◆子供や他のペットとも仲良く出来る
バーマンは子供や、他のペットとも仲良くなれる猫です。小さいお子さんがいる家庭や、多頭飼いにもおすすめです。
バーマンの飼い方のポイントは
バーマンの美しい被毛を保つには、毎日のブラッシングとコーミングが必要。毛のもつれはそれほどなく手入れはしやすいです。お風呂に入れるのも、抜け毛を取り除くためにおすすめです。
高たんぱく、高カロリーの食事を心がけると同時に、食べた分の運動をきちんとさせることが大切です。病気への抵抗力は強いので、健康で長生きする傾向があります。
バーマンにおすすめのフードは?
<バーマンにおすすめのフードを選ぶポイント>
- 良質なたんぱく
バーマンは活発で運動量が多いため、食事量は多めです。しっかりとした体格をつくるための良質なたんぱく質をとる必要があります。ただ、筋肉質なボディが魅力の一部なので、炭水化物のあげすぎには注意してください。 - バランスの良い食物繊維
バーマンは、ゴージャスな被毛の長毛種のため、毛球症(もうきゅうしょう)にかかりやすいと言われています。そのため、毛玉ケア対策のできるキャットフードがおすすめです。
以上のポイントを踏まえて、おすすめのフードを紹介します。猫ちゃんの好みに合わせて選んであげてくださいね!
①シンプリー
「シンプリー」は主原料にはサーモンやニシンが使用されているので、良質な動物性タンパク質を十分に摂取することができます。
また、長毛種が患いやすい尿路結石に効果がある「キナ酸」や、バーマンの特徴である被毛の維持に効果がある「サーモンオイル」が豊富に含有されています。食物繊維の豊富なオリゴ糖、オーツ麦使用で毛玉対策もバッチリです。
シンプリー公式ページはこちらカナガン
「カナガン」は主原料にチキンをたっぷり使用しており、動物性たんぱく質が50%を超え、高たんぱく栄養豊富なフード。
オメガ6脂肪酸・オメガ3脂肪酸のバランスがよく毛並みケアにもバッチリです。
また療法食並みの低マグネシウム設計(0.09%)で、クランベリーも配合。尿結石の予防フードとしても文句なしです!
カナガン公式ページはこちら