猫ちゃんをお迎えするにあたって
猫を飼うために何を用意すれば良いか、何に気を付ければ良いか不安になりますよね。今回は猫を迎えるための準備について紹介します。
初めて猫を飼う方はもちろんですが、飼育経験がある方にももう一度ご確認いただきたい情報が満載です!
猫ちゃんを入手できる場所
猫をどこから手に入れるか。これは、偶然に出会う場合もあれば、自分から探して手に入れる場合があると思います。
どんな形で猫ちゃんに出会うかは、人と人との出会いのように、なにかしら縁というものが存在していてとっても不思議なものです。
最近は猫も長生きになっていて、子猫ならば、 10年以上のお付き合いになるかもしれないので、できれば見学などして、実際に猫ちゃんを見てから飼うことをおすすめします。猫にも個性があります。人間と同じで性格もそれぞれちがいます。ビビットときたら、運命の出会いかもしれませんね。
でも最近では、猫を入手する方法は、インターネットの普及で格段に増えました。手軽に入手出来る分、実際に猫を見くことなく決める場合も多くなっています。できれば実際にその猫ちゃんに会って、自分の目で確かめることが大切な猫選びだと思います。
以下に猫を入手するパターンをいくつか紹介致します。参考にして下さいね。
ペットショップから
「純血種の猫ちゃん」を手に入れたいのならやっぱり、一番手軽なのはペットショップでという事になりますね。
ペットショップにいる猫をその場で選んでもいいし、希望の猫を手配してもらう事もできます。親切なペットショップであれば、その猫の飼い方も丁寧にに指導してくれます。
どんな質問にも気軽に応えてくれて、店内が清潔で整頓されているペットショップでなら、あとあとのアフターケアも含めると、良い入手方法だと思います。
最近は問題にもなっていますが、あまりよくない業者がいるのも事実です。とにかく早く売りつけようとするお店や、知識が乏しくて、質問に答えられないようなスタッフがいるお店には要注意です。店内が汚くて清潔感の無いお店から、猫を選ぶのはやめた方がいいかもしれません。
何より猫を大切に取り扱っていて、猫についてよく知っているお店が一番です。
そして良いお店を判断する時に注意するポイントは「臭い」です。
お店に入った瞬間によく臭いを感じましょう。
よく猫の顔を見て、目ヤニ、耳の中、鼻の状態、皮膚のただれなどがないか、元気のよさなどしっかり見て下さいね。そしてここでも「臭い」がポイントです。
猫ちゃんを抱っこしてみましょう。
猫はとっても清潔好きなので、成猫はほとんど臭いませんが、子猫には独特のにおいがあります。でも、その臭いが、特に異臭に感じられる場合は、お店の管理が良くないということです。
子猫独特の臭いをかぎ分けるのはなかなか難しいかもしれませんが、特にくさく感じたら考えた方がよいかもしれません。
ブリーダーから
飼いたい猫の種類が決まっているのなら、 「ブリーダー」と呼ばれる人から買うことをおすすめします。ブリーダーが扱う猫ちゃんは、だいだい純血種で血統書付きの猫で、ペットショップでは手に入りにくい、高価なショータイプの猫を専門に扱う所もあります。もちろんペット用としての猫を、気軽に手に入れることもできます。
ブリーダーに知り合いの人がいて、相談にのってもらいながら良い猫を選ぶのがベストな方法です。母猫の姿も見ることができ、飼われている環境も確認できるので安心です。
ブリーダーは、ブリーダー協会や猫専門紙などで紹介してもらうか、最近ではネットで多くのブリーダーを検索できますので、ぜひ検索してみてくださいね。
インターネットから
最近、急激に猫を入手する方法として伸びてきているのが、このインターネットを介する手段です。以下の3種類の形態がありあます。
・ペットショップを開設しているサイトに、ブリーダーが登録し買い手を捜す方法
猫を写真だけで判断するということになりますが、手軽さが受けているようです。
それにブリーダーと買い手が近隣であれば、見学もOKという場合も多く、実物を確認して猫を入手することもできます。できれば、直に会って、子猫を確認することをおすすめします。
何より新しい飼い主が見つかるまで、猫はブリーダー宅にいるので、ストレスがたまらない方法ですね。
・オークションサイトなどで、猫を入手する方法
純血種だけでなく、雑種な猫などもオークションに登場していています。少しでも情報を活用して、不幸な猫を減らすことができるなら、良い方法かもしれませんね。
・里親捜しのサイトから入手する方法
主にボランティア団体や個人のサイトで開設されています。
不幸な猫を少しでも無くすという意味からも、もっともっと知られるようになるといいですね。
知人や友人から
飼われている状況をあらかじめ見ることをおすすめします。友人・知人であれば確認しやすい状況なので、とても良い方法ですね。
でも、中にはノラ猫同然の飼い方していて、病気を持っていたりすることもあるので注意も必要。譲ってもらう前に、何度か様子を見に行くことをおすすめします。
獣医さんや里親探しで
どんな猫ちゃんでもいいというのなら、獣医さんに相談するのもひとつです。それに自治体やボランティアなどが主催している里親探しなども利用するのもおすすめです。
育てられなくなった猫や捨てられた猫、約年間30万匹が処分されています。ペットショップなどでも、売れ残って大きくなってしまった猫も処分される対象になるところもあるようです。
近所の保健所などに問い合わせてもいいですし、インターネットで「里親」「捨て猫」などで検索すると情報がたくさんでてきますよ。
ノラ猫を拾った
拾った猫ちゃんを家で飼う場合、まず動物病院に連れていって健康診断を受けさせてあげて下さい。病気を持っていたりけがをしていたりする場合があります。
また、だいたいの年齢がわかることで、今後の飼い方を判断することができます。
へその緒がついているような小さい子猫はおよそ生後1~3日くらい、目が開いていない場合は、生後10日以内の子猫です。
乳歯が見える場合は生後15日くらい、動き回るのはだいたい生後3週間以上。
毛繕いを自分でできる猫は生後4~5週間。
およその目安はこんな感じになります。
一番大変なのは生後間もない子猫です。ミルクを人間が与えないといけないので、手がかかります。